断酒の効果 身体編 9個

お酒をやめて一年あまり、さまざまな変化がありました。

それも良い変化ばかり。

身体的にも精神的にも経済的にも時間的にも、本当に良いことづくし!

断酒したことで、時間がどれだけ生まれたか、お金がどれだけセーブできたかは、以前にブログでお伝えしました。

【超デカい】断酒で生まれた時間は〇時間!

【バカにならない】断酒で生まれたお金は○○円

今日は断酒したことで、身体にどんな良い変化があったか、断酒の効果をお伝えします。

ざっと思い浮かべてみたところ、以下の9個が上がりました。

注:わたし個人に起こった変化であり、効果をお約束するものではありません。

断酒の効果 身体編9個

  1. 痩せた(最大10キロ減)
  2. むくみがなくなった
  3. 血圧が下がった
  4. 心拍数が下がった
  5. 便秘が治った
  6. 肌の乾燥が治った
  7. 髪のぱさつきが落ち着いた
  8. 睡眠の質が向上した
  9. 筋肉がつきやすくなった

まだまだ何かありそうな気がするけど、とりあえず。

こうしてあらためて見ると、嬉しくなってきます。

お酒をやめただけなんですけどね。

ほんと断酒すごい、というかほんとに酒って身体に悪い。それを身をもって知りました。

以下でわたしに起こった断酒の効果、それぞれについて少し詳しく解説したいと思います。

断酒へのモチベーションにしていただけたら幸いです。

1.痩せた(最大10キロ減)

断酒を決意するにいたった理由はさまざまありますが、最後の一撃になったのは間違いなく、コロナ禍の体重7キロ増です。

断酒してしばらくは、お酒を飲まない、それだけで偉い!と自分を甘やかし、食べ過ぎには注意していましたが、比較的普通に食べていました。間食もしていました。

それでも、断酒して半年後にはスルッと10キロ減

お酒を飲まないことで元気になり、自然と体を動かすようになっていったのも良かったのでしょう。

わたしはお酒(おもに発泡酒、焼酎)を飲みながら、いろいろとつまみを食べるタイプでした。

お酒に合う料理を自分で作って食べるのが、毎日の楽しみであり生きがいだったのです。

ひとしきり飲んで食べた後は、〆にがっつり炭水化物をとって、満腹のうちに寝落ち。

長年そんな生活を続けていました。

お酒の食欲増進効果は凄いです。

飲酒中にはそんなに食べているつもりはなかったのですが、今思うとかなり食べていました。

そもそも、お酒自体のカロリーも結構ありますよね。

わたしの場合は、お酒だけで毎日少なくとも500キロカロリーは摂取していました。

プラス、増進された食欲のままに食べたつまみ、〆の炭水化物のカロリー・・・。

それがなくなっただけでも、そりゃ痩せますよね。

2.むくみがなくなった

断酒してから、寝起きの顔が変わりました。

むくみがなくスッキリして、目もひと周り大きくなった気がします。

お酒でむくむ理由は複数あるようです。

・お酒は利尿作用があるため、水分をたくさん摂取しているようで、逆に水分不足に陥ってしまうため。

・お酒を飲んでいると美味しく感じるおつまみが塩分高めなため。

・お酒を飲むと血管が拡張され、静脈やリンパによる水分の処理が間に合わなくなり老廃物などが貯めこまれるため。

専門的なことはよくわからないのですが、断酒したらむくみがなくなったのは確かです。

3.血圧が下がった

断酒する前、40代前半にして血圧は上が130、時には135ほどもあり、常々気になっていました。

CMでも「血圧130を超えたら〇〇麦茶」と言っているし、高めなんだろうなと。

高血圧は万病のもと、そのまま放置しているとさまざまな病気のリスクが上がることは知られています。

それこそ〇〇麦茶を飲んでみたり、軽く運動してみたり、血圧を下げようといろいろ試していました。

でもたいした変化はなく。

ところが断酒したら、すぐに血圧が下がりました。それには本当にびっくり。

今は上100~110くらいです。

でもこれは、痩せたことが大きいのかもしれません。(断酒しなくても痩せたら血圧は下がるのかも?わかりませんが)

4.心拍数が下がった

心臓が1分間に動く数、心拍数。

わたしは数年前からスマートウォッチをつけて心拍数を計測しているのですが、常に高めでした。

安静時でも90回くらい。寝てる時でも80回くらい。

コロナ禍で太る前からこの数字です。

正常値は60~100回(平均60~70回)ということで、90回というのはそこまで異常ではないのでしょうが、平均より少し高めなことが気になっていました。

昔どこかで聞きかじった「心拍数が多い小動物ほど短命で、少ない大型動物ほど長命だ」という説も頭をよぎりました。

その説の真偽はわかりませんが、心拍数が多いと心臓病による死亡リスクが高くなるのは事実のようです。

軽い運動などをして心拍を鍛えると良いと聞いてやってみるも、どれもたいして続かず・・・。

ところが断酒をして数週間、心拍数も少なくっていることに気が付きました。

今は安静時は70~80回、寝ている時は60~70回くらい。

わずかですが、確実に少なくなったのです。

お酒を飲むと心拍数が増えるのは実際に体感しますよね。

わたしは晩酌して寝落ちしていたので、寝ている時もそのままずっと心拍が速かったのでしょう。

また日中の心拍が下がったのは、痩せたことが関係しているのかも。

痩せたことで運動を定期的にするようになったのも良かったのでしょうか。

5.便秘が治った

いろいろと自分のことを話すのが恥ずかしくなってきたところなのですが、続けます。

体重増加やむくみ、血圧、心拍数だけでなく、わたしはずっと頑固な便秘に悩まされてきました。

食物繊維をとる、ヨーグルトを食べる、軽い運動をするなど、自分なりに試しましたが明らかな効果はなく、ここ数年は諦めて、〇ーラックなどの便秘薬のお世話になっていました。

ところがこれも、断酒を始めたら解消しました。薬に頼らず出ています。

もうこれが一番嬉しかったことかもしれません。

どうしてなのだろう?と調べてみると、「お酒が腸内フローラを乱す」という記事を複数見つけました。

米国国立衛生研究所などの調査によって、アルコールが善玉菌を壊し、悪玉菌を増やすことがわかっているのだそうです。

どうりで、腸に届く!と謳っているヨーグルトを毎日食べても、食物繊維をとっても、なんの効果もなかったわけだ。なにしろ毎日それ以上の量の破壊物(酒)を摂取していたのだから。

でも繰り返しになりますが、やはりこれも、断酒によって痩せたこと、元気になったことで運動を定期的に行うことが苦じゃなくなったことも大きいかもしれません。

また断酒後も、毎朝のヨーグルト+オリゴ糖は続けました。それも良かったのかも。

オリゴ糖はたくさんの種類がありますが、便秘に効果的なのは「フラクトオリゴ糖」です。

6.肌の乾燥が治った

断酒前は寒くなると、白い粉が出るほど肌が乾燥していました(特に顔)。

ところが断酒したら、これも解消。粉なんて出なくなりました。

やはりお酒は脱水症状を引き起こすため、肌が乾燥するんですね。

乾燥が抑えられたことで、飲酒時代に比べてほうれい線も薄くなった気がします。

肌を乾燥させ、シワを作る

飲酒をすると、膵臓と肝臓の粘膜にダメージを受け、それが肌にも響きます。初期段階として脱水症状になり、肌の潤いが奪われます。20〜30年間飲酒を続けた女性と、全く飲まない女性の肌を見比べると、その違いは歴然。飲んでいる人は乾燥のダメージでシワが多く、10歳以上も老けて見えてしまうのです

VOGUE GIRL 美肌の天敵、アルコール! お酒が肌に及ぼすダメージを栄養士が激白。より引用

7.髪のぱさつきが落ち着いた

いつ頃からか、少なくとも成人後、ずっと髪のパサつきが気になっていました。

サロン専売の高価なしっとり系トリートメントを使っても思うような効果はなく、パサついて広がっていました。

ところがこれも!断酒したら、トリートメントが謳う効果の通り、ちゃんとしっとりするようになりました。

本当にほんとなんですよ。自分でも出来すぎだろ、と思うくらい。

頭皮も皮膚です。

やはりこれも肌の乾燥が解消したのと同じで、脱水症状を引き起こす酒を飲まなくなったからでしょうか。

アルコールが皮膚の乾燥を助長させるって知ってましたか? 
アルコールは、肝臓で毒性のあるアセトアルデヒドという酵素を経て、無毒な酢酸に分解されます。

松井ヘアークリニック「肌の乾燥は飲酒でもおこるのです!」より引用

お酒を飲むと動悸がしたり顔が赤くなったりしますが、これはアセトアルデヒドが交換神経末端や副腎髄質から「カテコールアミン」という物質を遊離させる為に起こります。

このカテコールアミンこそが、体温や皮膚の温度を高める働きがあり、皮膚の水分を蒸発させ乾燥を助長させるのだそうです。


参考サイト:松井ヘアークリニック

8.睡眠の質が向上した

お酒を飲まなくなったことで、夜中トイレに起きなくなり、朝スッキリ起きられるようになりました。

また飲酒時代は、真夜中や朝方に喉の激しい渇きで目が覚めることがたびたびありましたが、断酒してからはそれがまったくありません。

また家族によると、いびき もかかなくなったそうです。

わたしは断酒する数年前からスマートウォッチをつけて睡眠時も計測をしていますが、断酒後は「深い睡眠」の時間が長くなり、「良い睡眠」だと判定されるようになりました。

アルコールを飲むと、眠りに入りやすくなりますが、睡眠は中断されます。アルコールが体内で分解されるときに発生するアセトアルデヒドは、レム睡眠を阻害し、浅いノンレム睡眠状態が長く続いてしまいます。アルコールは、睡眠全体の質を改善する役にはたちません。

日本生活習慣予防協会「アルコールにより睡眠の質が低下 夕方以降の飲酒に注意」より引用

※断酒をして不眠になる方も多いそうです。無理せず医師に相談しましょう。
 間違っても、やっぱり酒飲んで寝よう、とはなりませんように。

9.筋肉がつきやすくなった気がする

飲酒時代はジムに通い、筋トレをしていました。

でも大してつかなかったです、筋肉。

負荷が軽いのかな、たんぱく質が足りないのかな、などと思いながら、筋トレ後に「プハーッ」とまずは一杯やってました。(筋トレしなくてもやってましたが。)

それが、酒こそが、間違いだったという事を断酒してから知りました。

お酒を飲んでしまうと、せっかく鍛えた筋肉量が減り、筋トレが無駄になってしまう恐れがあります。

飲酒するとストレスホルモンとも呼ばれるコルチゾールが増加。このコルチゾールは筋肉を分解する作用があるので、注意が必要です。

筋肉を減らさないためにもお酒を飲むのはなるべく控えましょう。

ミナミ整骨院「筋トレ後にお酒を飲むと体に起こる5つの影響」より引用

他にも「酒は筋肉を壊す」系の研究結果や記事は無数にありますね。

コロナ禍のためジムもやめて、やさぐれて家でひたすら飲んでいた一年。

本当にダルダルのブヨブヨに太りました。

2021年2月断酒。

以来コロナ禍はまだ続いているのでジムには復帰せず、家で自重トレをしているのですが、ジムに通っていた時よりも引き締まっている実感があります。

トレーニングしたらした分だけ真っ当に返ってくる。そう思うとやる気も出るってもんです。

まとめ

長くなってしまいましたが、冒頭にも書いた通り、まだまだ良い変化はある気がします。

飲酒時代も「お酒は百害あって一利なし」だと薄々わかってはいましたが、あんまり考えないようにして酒をかっくらう日々でした。

「酒をやめたら痩せるかな」ぐらいは期待して断酒を始めましたが、まさかここまで身体的に良い変化があるとは思ってもおらず、自分が一番びっくりしています。

言うまでもなく、「健康」は何ものにも代えられない大切なものです。

酒をやめただけでこんなにも健やかになれた。

それが本当に嬉しくて、「断酒して良かった~、断酒できて良かった~」としみじみ感じる毎日です。

それでは今日も断酒していきましょう!

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