「おいしい給食」で心が痛んだ話

友達親子に「面白いから見てみて!」と激押しされた「おいしい給食」を子どもと視聴しました。

ちょうど現在 Amazonプライムビデオではプライム会員特典で「おいしい給食」のテレビシリーズseason1劇場版「おいしい給食Final Battle 2020」が見られるので。(シーズン2も有料ですが見られます。)

(※以下本筋にかかわるようなネタばれではないのですが、映画の内容を含みますので、一切知りたくない方は読まないでください。)

暇な時に「ちょっと見てみるか、面白くなかったらやめればいいし・・・」と軽い感じで見始めたところ、思いがけず面白くて、シーズン1を数日に分けて一気見。

そのまま劇場版を見始めたのですが・・・

「映画もおもしろーい、楽しー」と子どもと笑いながら視聴していたところ、心がチクりと痛む描写に出くわし、急激にテンションが下がりました。

それは、主人公である給食原理主義者の教師が、珍しく同僚の教師たちと飲み屋にいくシーン。

主人公はなぜか頑なに酒を飲まないのですが、それは自分の母親が大酒飲みで、子どもの時から恥ずかしい思いをしたり苦労したからだと、心の声で明かされるのです。

焼き鳥が目の前に置かれると、

「酒に負けた人間のおろかさを幼少期から目撃してきた私にとって、焼き鳥はイコール酒のアテという、ぬぐいきれない嫌悪感がある・・・」

と、焼き鳥に手をのばすことを躊躇します。あれだけ食べることが大好きな主人公が。

やっぱり親の酔っぱらった姿は嫌だよね、トラウマになるよね・・・

と、このシーンからしばらく、その後の内容が入ってこなくて困りました。

私も飲酒時代、子どもに醜態をさらしています。

断酒を決める前の数年は、飲んだら寝てしまう母親を、とっくに物心ついていた子どもはどう見ていたのか。

断酒して2年目に入った今でも、子どもに聞くことができません。

このシーンを子どもがどう見ていたのか、それも聞くことができません。

私達親子にとって、私が飲酒していたことは、触れてはいけないひとつの黒歴史になってしまいました。

これからずっとシラフの姿を見せ続けることで、黒歴史を灰色くらいに薄めたい。

そう願いながら、今日も断酒していきます。

〇「劇場版 おいしい給食 卒業」現在上映中です。これもみたい!

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