酒飲みの大先輩からの電話

先日、仕事でお世話になっている大先輩(Aさん)から久しぶりに電話がありました。

お酒が大好きな方で、コロナ禍前は何度か飲みに連れていってもらったものです。

用件が終わり、わたしが断酒した話題になり。

この先輩には、昨年断酒を始めてすぐに報告していました。

Aさん

あれからまだ飲んでないの?

きの子

飲んでませんよ!もう一生飲まないんですって!

Aさん

すごいなぁ~。どうやったら酒をやめられるの? 教えてよ~

きの子

急にどうしたんですか?!

聞けば、実はしばらくお話ししなかった間に、身体を壊して入院されていたそうです。

原因はたぶん酒の飲み過ぎ。

すべて教えてくれたわけではないのですが、話の感じから察するにどうやらそのようでした。

入院前も後も、家族には酒をやめろとうるさく言われているが、やめられない。

ノンアルコール飲料も飲んでみてはいるが不味くって、と。

口調が冗談めかしていたので、「またまた~、はじめから止める気ないですよね~」と返してしまいましたが、電話を切った後、軽く返してしまったことを少し後悔しました。

案外半分は、いや半分どころか本心から「酒をやめたい」と思っているのかもしれないと。

「でもやめられない」と本気で悩んでいるのかもしれないと。

そもそも電話がかかってきた用件はただの口実で、本当にお酒のやめ方を聞きたかったのだとしたら。

しかし飲んできた年数も量もわたしとは桁違いのAさん。お酒が原因だと思われる病気もこれが初めてではありません。

そんなAさんにわたしからアドバイスできるようなことは、正直なところ何もなさそうです。

ただこれだけは伝えたい。

きの子

お酒のない生活は本当に自由で楽しいですよ!

それでは今日も断酒していきましょう!

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