酒は悪くない? いや、悪いです

コロナ禍で飲み屋の営業を規制するしないの騒動の時によく聞こえてきた「酒は悪くない。」「酒に罪はない。」というフレーズ。

お酒が悪いのではなくて、飲む側、飲み方の問題なのだ、ということのようです。

このフレーズが聞こえてくると、わたしは毎回、

いやいや、お酒にも罪あるでしょ。お酒も悪いでしょ。

と、ひとりごちてしまいます。

コロナの蔓延の原因に、酒や飲み屋が関係しているのかどうかはわたしにはわかりませんので、そういう意味で「悪い」と言っている訳ではないです。

それから、お酒「だけ」が悪いとも言いません。

しっかり自制して、お酒と長く楽しく付き合っている人はたくさんいます。
まずは始めに自制ができずに、酒をコントロールできない段階まで飲んでしまった人「も」悪いのかもしれません。(遺伝や体質もあるからその人自体が悪いとは言い切れないのですが)

まず大前提として、わたしは、お酒はれっきとした危険ドラッグだと思っています。

「お酒は悪くない。」とおっしゃる人とは、そこから認識が違うのでしょう。

お酒で脳に異常をきたし自制がきかなくなってしまった人が、毎日さまざまな犯罪を犯しています。

犯罪までいかなくても、周りの人を傷つけています。

なにより自分自身を傷つけています。

この現状は、本当にお酒を飲む側だけの問題なのでしょうか?

あきらかにお酒そのものも悪いですよね。

脳に異常をきたすものですよ?

逆にこれが悪いものじゃなければなんなのでしょう。

百歩譲って「お酒は悪くない。」としたとします。

しかしこんなに恐ろしいものが、20歳過ぎたというだけで誰でも自由にいつでも飲もうと思えば飲める状態ってどうなんだろう、と思います。

こんな危険なものが、高度な取り扱い知識がいるものが、いつまでも飲む側、飲み方だけにゆだねられて野放しにされている状態って、よく考えると怖くないですか?

⋯⋯たった一年前までそんなものを飲みまくっていたお前が言うな!と怒られそうなので、この辺でやめときます(笑)

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