先日、世界最高齢に認定されていた福岡市の田中カ子(かね)さんが死去されました。
119歳だったそうです。凄いですね~。
しかし最近よく耳にする「人生100年時代」という言葉のように、今後100歳超えは普通の時代がやって来るそうです。
わたしは今40代前半ですから、下手したらあと60年近く生きることになるのか・・・。
人生100年なんて大変すぎる・・・
子どもがまだ幼い頃、二人で散歩していた時、道端で見知らぬおじいさんに話しかけられたことを思い出しました。
「あなたは今何歳? え?まだ3歳なの?
じゃあこれから90年くらい生きないといけないねぇ~かわいそうに。」
そして、
「ぼくは今93歳。もうすぐ”上がり”だよ、いいでしょ~」
とVサインをしました。
だいたいご老人から「今何歳?」と話かけらると「今が一番可愛い時だね~」などと言われるのがパターンだったので、これには意表を突かれました。でもすぐに、
「たしかに・・・」
と妙に納得し、まだまだ続く長い長い双六のイメージが浮かんで、愕然とした自分がいました。
子どもはポカンとしていましたが。
それなら「健康寿命」は延ばしたい!
あと60年・・・。気が遠くなります。
でもどうせそんなに生きるなら、「健康寿命」はできるだけ延ばしたい。
そのためにも、やっぱり断酒は良い選択だったと最近よく思います。
脳血管障害・骨折・認知症、いずれの疾患も寝たきりの主要な疾患であり、かつ過度の飲酒がこれら疾患の強力なリスク因子であります。
高齢者の飲酒と健康 より引用
「過度」の飲酒とありますが、実は「少量」でも「癌」のリスクは上がることはわかっています。
「お酒は体に悪いのか」問題に結論? 最新論文から科学的根拠を元に解説
実は、少量であってもがん(特に乳がん)のリスクが上がることが明らかになっている。飲む量が増えれば増えるほどリスクが高くなるのだ。
「お酒は体に悪いのか」問題に結論? 最新論文から科学的根拠を元に解説 より解説
この記事によると、一日一杯を守れるなら飲んでも問題ない、どころか、脳梗塞や心筋梗塞のリスクが下がるという研究結果もあるそうです。
でも、それを守れる人はどれくらいいるでしょうかね。
とりあえず私には無理です・・・。
それに一日一杯でも寿命が縮むリスクがあるという研究結果もあります。
今回の研究には参加しなかったシェフィールド大学の心血管医学教授ティム・チコ氏は、「結局のところ、飲酒が健康に良いなどあり得ない。それがこの研究ではっきりした。あまりに出来すぎた話というのは、往々にしてこういうものだ」と述べた。
1日にお酒1杯でも寿命縮めるリスク 英研究 BBC NEWS JAPAN より引用
私のようにお酒の量をコントロールできなくなった人間が「健康寿命」を少しでも延ばしたいなら、「断酒」しか道はなさそうです。
それもできれば嫌々ではなく、自ら離れるのがベスト。
飲みたくて飲みたくしょうがないのに無理に止めるのでは、大きなストレスがかかります。
ストレスも病気の原因になりますからね。
しかし私の実感としては、酒が百害あって一利なしの薬物だと知れば、断酒は案外簡単です。
これからも「飲酒=不快」、「断酒=快」を日々インプットして、脳に回避行動を取らせていきたいです。
それでは、今日も断酒していきましょう!
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