怖い熱中症 予防策は?(もちろん酒は絶対×)

ものすごく暑い日が続いています。

先週末は熱中症で救急搬送される人も多かったようですね。

熱中症は重症化すると命を落としたり、後遺症が残ることもある、とても怖い病気です。

実は私も一度、軽症ですがなったことがあります。

本当に突然フッと意識が薄れるんですよ。

他に人がいたからなんとかなったものの、もしあの時ひとりだったと思うと、怖いです。

もうあんなことは避けたい・・・!

環境省の「熱中症予防サイト」を見て予防策を簡単にまとめてみました。

熱中症予防7選

(1)暑さを避ける
・行動の工夫・・・暑い日は極力外出をしない、外では日陰を歩く、暑い時間帯に注意
・住まいの工夫・・・空調利用、日中にもカーテン、風通しをよくする
・衣服の工夫・・・ゆったりした服、黒い服は避ける、外では日傘、帽子活用

(2)喉が渇きを感じる前にこまめに水分を補給、塩分も

(3)急に暑くなる日に注意・・・急な温度変化に身体がついていけず熱中症になりやすい

(4)暑さに備えた体づくり・・・2週間ほど毎日30分程度の運動で汗をかいていると暑さに強くなる(もちろん炎天下での運動は×)

(5)各人の体力や体調を考慮する・・・高齢者、乳幼児、肥満、二日酔いの人、風邪気味の人はリスク高し

(6)集団活動の場ではお互いに配慮する・・・付き合いや場の空気に合わせて無理に動かない

(7)暑さ指数の測定値などを把握しましょう・・・気象予報をチェック

以上、環境省発行のハンドブック「熱中症を防ぐためには」より抜粋しました。

(5)のところで、「二日酔いの人」は熱中症のリスクが高いとされています。

それは酒を飲むと、脱水状態になるからですね。

のむお

今日は暑いな~!

ビールで水分補給しよう、プシュッ!

こんな人は多いと思いますが、実はかなり危険な行為です。

なお、どのような種類の酒であっても、、アルコールは尿の量を増やし体内の水分を排泄してしまうため、汗で失われた水分をビール等で補給しようとする考え方は誤りです。一旦吸収した水分も、それ以上の水分とともに、後に尿で失われてしまいます。

環境省発行のハンドブック「熱中症を防ぐためには」より引用

つまりアルコールによって、必要な体の水分がだだ漏れ状態になるのです。
飲んだアルコール飲料の水分以上に水分が体から失われ、脱水状態におちいることになります。
加えて深酒は、眠りが浅く、睡眠不足になりがちです。
疲労がたまっていることも熱中症の原因になります。

熱中症予防:アルコールは水分にならないどころか こやま薬局 より引用

以前SNSで、暑さに負けて再飲酒してしまった、、という方を見ましたが、熱中症予防の観点からみても負けちゃダメです。

美味しいと思うのはせいぜい最初の一杯、いや一口。

後には間違いなく後悔と自己嫌悪に襲われて苦しむことになります。

暑い日は水、麦茶で水分補給が最強です。(スポーツ飲料は糖分が多すぎるので×)

シュワシュワの喉越しが欲しいなら炭酸水もあります。

絶対に酒(アルコール)での水分補給はさけましょう。

それでは、今週も暑い日が続くようですが、断酒していきましょう!

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