断酒パワーを実感する大型連休明けの朝

3年ぶりに行動制限のないゴールデンウィークが終わりましたね。

私のゴールデンウィークは、いたって地味で平凡なものでした。

でも「酒を飲まなかった」それだけで、自分の中では最高に良い連休です。

今とても充実感があります。

飲酒時代の連休明けの朝なんてひどく憂鬱でしたねぇ。

正確に言うと、連休明けの前日の夕方くらいから憂鬱が始まっていました。

鏡に映ったむくんだ顔。

「また飲み過ぎた」「時間を無駄にした」

今まで何回感じたかわからない自己嫌悪と後悔と虚脱感。

「連休中に充分飲んだからもういいや、しばらく禁酒しよう」と毎回思うのに、気が付けばいつの間にやら連日飲酒に逆戻り。

そしてまた連休がきて・・・の無限ループ。

今思い返しただけでも疲れます。

断酒して、この不毛なループから抜け出せたことが本当に嬉しいです。

私のブログを訪れてくださる方の中には、この不毛なループにはまって、抜けたいのに抜け出せない、と悩んでいる方もいるかもしれません。

私もまだ断酒して1年余りで偉そうなことは言えないのですが、

「酒をやめたい」と思い続けている限り、

どこかのタイミングで、必ずそのループから抜け出せる時が来ると思うんです。

大事なのは、「酒をやめたい」と思い続けることなんじゃないかと。

もういいや、自分の人生なんだから酒くらい好きに飲む、それで病気になったってかまわない、などと開き直ったらだめです。諦めたらだめです。何度失敗してもそれだけはだめです。酒の思う壺です。

「酒、飲酒＝不快、自分の人生を壊すもの」

「断酒＝快、自分の人生を取り戻すもの」

と、日々忘れないようにインプットし続けていれば、ある日ループが途切れる日が来るんじゃないかと思います。

少なくとも私はそうでしたから。

もうひとつ重要なのは、ループから抜け出すなら、なるべく早い方がいいということです。

その方が絶対に楽に抜け出せるので。

酒との距離に悩んでネット検索しているのに、断酒者のブログなどを読んで、

「この人に比べたら自分はまだまだだな、依存症まではいっていない、断酒するほどではない」

なんて自分に都合の良い判断をして飲み続け、気が付いたら自力では容易に抜け出せないところまで行ってしまう。

それが酒（アルコール）の怖いところです。本当に怖いところです。

そんなわけで、今週も断酒していきましょう！