【今日は】アルコール依存症のロックスター【ロックの日】

本日6月9日は「ロックの日」なんだそうです。

音楽の「ロックRock)」の語呂合わせですね。

ロックといえば、ロックバンド「ZIGGY」のボーカル、森重樹一氏さんを思い出します。

「GLORIA」が大ヒットしていた時には私は小学生で、その後しばらく姿を見かけないなと思っていたら、最近になって、森重樹一さんは長年アルコール依存症と戦っていたことを知りました。

本当に恐いアルコール依存症…ロックバンドZIGGYのボーカルの壮絶な苦しみとは?

いちばん酷い時は、24時間、ステージ上にいる時でさえも飲酒をしていたという森重さん。

酒の影響でうつ病も発症し、酒量はさらに増え、娘と遊んでやることもできない日々。

しかし今にも家庭が崩壊しようとしていた手前で一念発起し、医師の管理のもと治療を開始します。

その後紆余曲折あるも、十数年間酒をやめ続けているそうです。

そんな森重さん、厚生労働省主催の「依存症の理解を深めるための普及啓発イベント(2020年)」に出席した際に、こんなことを語っておられます。

「(酒を断って)11年目になりますが、まだまだ苦しい。昨日も飲酒欲求にとらわれたばかり。地味に地味に続けていくしかない」と訴え、ギターの弾き語りで新曲「蟻地獄」と「GLORIA」を披露した。

アルコール依存だったZIGGY森重「まだ苦しい」より引用

きついですね・・・。

でもそれが現実なんですよね。

誰もがなりうる「アルコール依存症」。実はある衝撃的な事実がある。アルコール依存症というのは、脳の中にお酒を飲むとコントロールが利かなくなるという回路が出来上がってしまい、その回路は一生なくならない。何年も酒を断っていても、再び飲むことによってその回路はすぐ動き始めてしまうのだ。

本当に恐いアルコール依存症…ロックバンドZIGGYのボーカルの壮絶な苦しみとは?より引用

私がなんとか自力で断酒できたのは、この恐ろしい回路が、ガチガチに固まる一歩手前だったからなのでしょう。

あと少しでも飲み続けていたら、自分だけではどうすることもできない地点に行ってしまっていたのは間違いありません。

そしてもし今後また飲んでしまったら、固まりかけた状態で放置されていた回路は、ガチガチに完成されてしまうことでしょう。

今もし、このブログを見ている方で、酒やめようかな、でもなかなかやめられないな・・・と迷っている方がいたら、苦しくても、今すぐ対策をとって欲しいと切に願います。

節酒なのか、減酒なのか、断酒なのかわかりませんが、とにかく何か対策をとって欲しい。

でないと「やめようかな」とも思わなくなってしまうかもしれません。

そうなったらどうなるか。

わかりますよね・・・。

それでは、今日も断酒していきましょう!

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