昨日の記事【あさイチ】自分を変える!習慣化スキルまとめ前編の後編です。
・性格4タイプ別の習慣化術
・好きなことをプラスする
そして最後におまけとして、「やめたいのにやめられない習慣をやめる方法」について少しだけまとめました。
Contents
習慣化スキルその2 性格4タイプ別の習慣化術
スタジオには習慣化コンサルタント 古川武士さんが登場。
性格を4つのタイプに分けて、それに合った習慣化スキルを教えてくださいました。
あなたはどっちのタイプ?その1
まずは以下の「うさぎ」「かめ」のうち、あなたはどちらに当てはまるでしょうか。
見分けるポイントは、子どもの頃の「夏休みの宿題」。
最終日辺りまで貯めて一気にやっていた人は「うさぎ」タイプ
計画的にこつこつとやっていた人は「かめ」タイプ
だそうです。
うさぎ (短期集中型) | ・一気に片づけたい ・強制力で追い込んで気合を入れたい ・ため込んで短時間で仕上げる ・一点集中しながら進めたい ・スイッチが入ったらやる |
かめ (長期分散型) | ・少しずつすすめたい ・自分のペース・リズムを大切にしたい ・早めの依頼で余裕が欲しい ・全体像・バランスを見ながら進めたい ・ルーチンを重視 |
あなたはどっちのタイプ?その2
次に、以下の「キリギリス」「アリ」のうち、あなたはどちらのタイプでしょうか?
見分けるコツとしては、
お寿司を食べる時に、好きなネタから食べる人は「キリギリス」タイプ
好きなネタを最後までとっておく人は「アリ」タイプ
だそうです。
キリギリス (快楽追求型) | ・好きなことから始める ・やるべきことを先延ばし ・楽しみ・ワクワクを得たい ・「褒められたい」が動機 ・気分のムラが激しい |
アリ (リスク回避型) | ・嫌いなことを先に片づける ・やりたいことが後回し ・失敗や不安・焦りを避けたい ・「叱られたくない」が動機 ・気分に左右されにくい |
4タイプに分類
選べましたか?
それでは次に、先ほど選んだ生き物を組み合わせて、以下の4タイプに分けます。
うさアリ | うさギリス |
かめアリ | かめギリス |
4タイプそれぞれの目標と注意点
それでは、4タイプそれぞれの目標と注意点です。
タイプ | 目標 | 注意点 |
短期決戦好き! うさアリ | 明確なゴール・強制力を設定。 短期集中的な行動を積み重ねれば継続する。 | 小さい目標ばかりやり続け、飽きて挫折することも |
熱しやすく冷めやすい! うさギリス | 気分がのること、ご褒美をつくる。 自分の気分が一番のる方法を探る。 | 勢いに任せてスタートするも失速しがち。 一度にたくさんやろうとして破綻することも。 |
コツコツ計画的に! かめアリ | 計画を立て毎日やる分量を決めてコツコツやる | 短期間でやろうとしてもできない。 「翌日後回しにしてもいいこと」の整理を |
好きな事で結果をだす! かめギリス | 「1日15分」など小さい行動を積み上げて成功体験をつくる。 | 計画を立てるが気分のムラで進まないことも。 誘惑に負け挫折しやすい |
みなさんは何タイプでしたか?
わたしは「うさアリ」タイプでした。
たしかに「飽きて挫折」することは多いです。
「断酒」には飽きないようにしないと・・・!
さらに詳しく知りたい方は、古川武士さんの著作をご覧ください。
習慣化スキルその3 好きなことをプラスする
最後のスキルは、幸福学の第一人者、前野隆司教授が教えてくれました。
ズバリ、習慣化したいことに「好きなことをプラスする」方法です。
例えば、
・掃除や片づけを習慣化したいなら、掃除や片づけをしている間に好きな音楽をかける
・筋トレを習慣化したいなら、筋トレをしながら推しの動画を見る
など。
前野教授ご自身も、ウォーキングを習慣化するために好きなカメラを持ち歩くようになったそうです。
わたしは飲酒時代、酒を飲みながら、それをガソリンにして夕食を作っていたので、断酒して一時夕食作りが嫌になったことがありました。
でもその後、夕食を作りながら、イヤホンで好きな音楽を聴いたり、YouTubeで映像を見なくても聞くだけで勉強になる動画を聞いたりしていたら、また夕食作りが楽しくなりました。
もっと詳しく知りたい方は、前野教授の著作をチェックしてみては。
この本面白そう!
おまけ・やめたいのにやめられない習慣はどうするの?
番組では最後に、やめたいのにやめられない習慣はどうしたらいいのかも教えてくれました。
断酒者としては、ここで一番「なになになになに!!」と身を乗り出したのですが、番組ではサラリと触れられただけでした。
簡単にまとめると、
昨日の記事【あさイチ】自分を変える!習慣化スキルまとめ前編でも書いたように、習慣にはサイクルがあります。
キッカケ→行動→報酬→キッカケ→行動→報酬→キッカケ→・・・・
たとえば「顔を洗う」のサイクルは、
朝起きる(キッカケ)→顔を洗う(行動)→スッキリする(報酬)
このサイクルをまわすことで定着、習慣化していきます。
やめたいけどやめられない習慣を断ち切るには、この「キッカケ」にあたる部分のハードルを高くすることが有効だそうです。
例えば、スマホをだらだら見る習慣をやめたい場合は、
・ログインするのにパスワードを複雑にする
・スマホの色設定をモノクロにする(それだけで見る気がだいぶ失せるらしいです)
といった方法があります。
番組では実際に、スマホのダラダラ見をやめたい方が試していましたが、一日のスマホ時間5時間から2、3時間に短縮していましたよ。
わたしがおすすめする「やめたい習慣をやめる方法」
この方法も良いですが、わたしとしては、先日このブログで紹介した方法を激押ししたいです。
詳しくは上の記事を読んでいただきたいのですが、要は脳の特性を利用して、
やめたい習慣を、楽しいことではない、不快なもの
だと脳に思い込ませるようにインプットし続ければ、脳が自然とその行為を避けるようになるというものです。
わたしも日々飲酒のデメリット情報を収集していたら、酒が本気で嫌になりました。そのおかげか、現在まで断酒が継続しています。
なにか、やめたいのにやめられない習慣がある方、試してみてください!
それでは、今日も断酒していきましょう!
実はわたし、古川武士さんのメルマガとっています。
毎朝やる気をいただいています!
著書も数冊読ませていただいています!