「みんなで依存症に立ち向かっていこう」

「時事メディカル」の連載されている「アルコール依存症の真実」を興味深く読んでいます。

昨日更新された最新話は、アルコール依存症の夫を支えているつもりが、結果的に状況を悪化させてしまっている所謂”イネイブラー”な妻の話でした。

イネイブラーとは・・・
依存症者が原因となるものを続けることを可能にする周囲の人の行為を「イネイブリング」、それをしてしまう人を「イネイブラー」と言う。


家族にアルコール依存症がいると、その対応は本当に大変だし難しいことですよね。

そんなに好きなら・・・と本人の好きにさせていたら増長するし、逆に厳しく目を光らせたら隠れて飲酒しはじめて悪化する場合もあったり。

わたしも軽度とはいえアルコール依存症の自覚があります。飲酒時代は夫にずいぶん迷惑をかけました。

連載を読んで、いろいろ思い出して、申し訳なくて心臓が痛くなりました・・・。

依存症は脳のブレーキにあたる部分が壊れたれっきとした病気

昨日沖縄県のアルコール対策を検索している時にみつけた「依存症」に関する動画。

「イネイブラー」にも少し触れられていて勉強になったので、シェアしたいと思います。

人気youtuberのせやろがいおじさんが、

「お~い!依存症のこと気持ちでなんとかなるって誤解している皆さ~ん 依存症の方のことどない思てる~?」

と下記のことを叫んでいます。

「依存症」脳のブレーキにあたる部分が壊れてしまうれっきとした病気で、「だらしない」とか本人の意思でどうにかなるとか、そういった話ではないこと

・病気なので専門機関に相談すること

・アルコール依存症本人とその家族だけで抱え込んでなんとかしようとしないこと

・依存症は「完治」は無理でも原因となるものをやめ続けていれば「回復」はできる、普通の生活ができる

そして最後に「みんなで依存症に立ち向かっていこう」と呼び掛けています。


わたし自身は軽度で断酒に踏み切ったので専門機関にはかかっていませんが、家族や周りには早々に「断酒」をカミングアウトし協力を求めることで、やめ続けることができています。

「やめたいのにやめられない」と悩んでいる人は、ひとりで抱え込まないで。

家族がアルコール依存症で悩んでいる人も、自分たちでどうにかしようと抱え込まず、専門機関に相談しましょう。決してイネイブラーにはならないように。

きの子

その前にまず、依存者本人がなるべく早く問題を自覚し、依存症だと認める(医者の診断ではなく)ことが大事だと思うのですが、ここを訪れる方は大丈夫ですね。

それでは、今日も断酒していきましょう!

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