今日はこんな興味深い記事を見つけました。4月5日配信の記事です。
ダドリー教授は「人間がアルコールを好む傾向は、祖先の霊長類が『発酵した栄養価の高い果実』を好んで食べていたことに起因するのではないか」という「酔ったサル仮説」を立てました。
野生のサルがアルコールを好んで摂取することが判明 記事より引用
このほど、この「酔ったサル仮説」がカリフォルニア大学とカリフォルニア州立大学の合同研究チームの調査によって実証に近づいたんだそうです。
果実は発酵するとエタノール(アルコールの一種)を含み、さらに栄養価も高くなります。
その高い栄養価を求めて、サルたちは発酵した果実を好んで食べていたそうです。
人間にもその名残が残っていて、アルコールを好むのではないかと。
ということは、これだけ栄養のある食べ物がほかに溢れている現在でも、いまだにアルコールを好んで飲んでいる人間って、サルが抜けきっていないってこと?サルに近いってこと?
それってちょっと恥ずかしいな・・・。
そういえば、以前見たこんな記事を思い出しました。
ヒトは“酒に弱くなる”ように進化中であることがゲノム解析で判明! 「酒離れ」は必然、全人類“下戸”時代到来へ(最新研究)
今回の研究結果によると、お酒に弱くする遺伝子変異は大陸の異なる5つのグループで発見され、アルコールの代謝経路がポジティブセレクションの対象になっていることを示唆するものだという。つまり、アルコールに弱くするような遺伝子の変異は選択されており、少しずつ人類の中に広まりつつあるということだ。
ヒトは“酒に弱くなる”ように進化中であることがゲノム解析で判明! 「酒離れ」は必然、全人類“下戸”時代到来へ(最新研究) 記事より引用
どうやら人類は、遺伝子レベルでも「酒離れ」が進んでいるようです。
この研究結果からすると酒を飲まない人は、「より進化した人類」だと言えるかもしれません。
「より進化した人類」ってなんかかっこいいな。
自分の健康や人生を考えて酒をやめる。
それももちろん良いのですが、
より進化したいから酒をやめる。
あるいは、
霊長類時代の嗜好をいつまでも引きずっているのはなんか恥ずかしいから酒をやめる。
そんな理由もありですね。
今日も断酒していきましょう!
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