またまた出ましたね、酒に関する良くない研究結果が。
2022年3月7日の記事です。
1日缶ビール半分のアルコールでも脳は萎縮することが判明、飲めば飲むほど指数関数的に悪化
– GIGAZINE
3万6000人分の飲酒の習慣とMRIによる脳のスキャン結果を分析した結果により、1日10ml、アルコール飲料に換算すると缶ビール半分程度のアルコールでも、脳の体積が減少してしまうことが分かりました。
GIGAZINE 記事より引用
酒で脳が萎縮する、といった話はかねがね耳に入っていましたが、やはり事実なのでしょうか。
缶ビール半分のアルコールを1単位として、1日1単位で半年分の老化に相当する影響があり、しかもそれが2単位で2年、3単位だと3.5年、4単位だと4.9年・・・と加速度的に増加すると。
怖い、怖すぎる!
(ところでこの記事ではアルコールの単位がmlになっていますが、アルコールの単位ってgですよね。)
この記事の通りだとしたら、すでにわたしも飲まない同年代に比べて、相当脳が萎縮していると思われます。言われてみれば、確かにそんな気も・・・(笑)
これ以上脳を萎縮させたくない!
萎縮した脳を元に戻す治療法はありません。萎縮の進行を予防するには、日頃から頭を使うことが必要です。脳が一生懸命働いていれば、脳に十分な血液が流れて、脳を若々しい状態に保ってくれると言われています。
八重洲脳神経外科クリニック より引用
飲酒量と脳萎縮の割合は比例していることが知られており、大量の飲酒は控えましょう。
今さら嘆いても、過去の飲酒で萎縮してしまった分は取り戻せません。
ただでさえ40歳も過ぎたら自然と脳は萎縮を始めるので、どうにかその進行だけでも遅らせたい。
断酒は当たり前として、他に何かできることはないか調べてみたところ、以下の4つの対策が見つかりました。
- ウォーキングなどの軽い運動→血流、血行をよくする
- 適切な睡眠時間の確保→アミロイドβの排出
- 塩分を控えたバランスの良い食事→塩分過多は脳の血管を傷つける
- 人と会話する→刺激
- ルーティンを避ける(新しいことをしてみる)→刺激
これってどこかで見たことあるなと思ったら、以前の記事の中で調べた、「ヘルシーにドーパミンを分泌させる方法」と重なる!
断酒するとドーパミンが減る→それを補うために同じくドーパミンを分泌させる甘い物を欲するようになる→砂糖も依存性があり身体に良い物ではないので控えたい→ではヘルシーな方法でドーパミンを分泌させたら良いのでは?という記事です。
いきなり全部やろうとすると大変なので、わたしはとりあえず、適度な運動を定期的にして、ちょっとした新しいことを日々取り入れてみたいと思います。
今日も元気に断酒していきましょう!
参考サイト:
・これが世界最先端!“認知症”予防SP(NHK)
・国立長寿医療研究センター
・40代は脳・前頭葉の委縮に注意!後悔しない老後を過ごすための年代別傾向と対策(講談社)
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