【英オックスフォード大学】少量でも飲酒は脳に悪影響です

昨日ネットニュースを見ていたら目に付いた見出し。

トイレで男児に酒をかけた暴漢の逮捕に貢献 会社員と駅員に千葉県警が感謝状

駅のトイレの中で、酔っぱらっていた61歳男が7歳男児にアルコール飲料の缶の中身をかける暴行を加えた事件で、その場に居合わせ、男児に声をかけた会社員男性と通報を受け男を取り押さえた駅員さんに、県警から感謝状が贈られたそうです。


・・・感謝状は良いのですが、その前に、事件の意味が分からない。

61歳男が孫ほどの7歳男児にアルコール飲料をかける意味が。


しかし結局これも酒なんですよね、酒。

酒の影響で、こんな訳のわからない事件を起こしてしまったんです。

酒(アルコール)といえば、肝臓への影響が注目されがちですが、脳への影響も相当です。

酒(アルコール)は脳の神経細胞に作用して、理性、思考力、運動機能、記憶力、平衡感覚などなど、全ての機能を低下させます。

そしてこんなものを長期間飲み続けていると脳が萎縮し、正常な判断や行動ができなくなる「アルコール性認知症」を発症してしまいます。

暴漢男は61歳ということで、数10年の飲酒歴があるのでしょう。

脳に相当なダメージを受けているものと思われます。

どれだけ少量でもアルコールを摂取すればその分脳の健康は悪化する

のむお

でも酒が脳に悪いっていっても「大量に」飲んでいたらでしょう? 自分は大丈夫だな。

などと言っているそこのあなた。ちょっと待ってください。

こちらは昨年報道されたニュースですが、こんな怖い研究結果も発表されています。

量にかかわらず飲酒は脳に悪影響 英研究

その結果、飲酒に「安全な」レベルは存在せずどれだけ少量でもアルコールを摂取すればその分脳の健康は悪化することが分かった。また酒の種類で悪化の度合いが変わる証拠は見つからなかったとした。

(中略)

同氏は過去の研究にも共通する傾向がみられるとしたうえで、たとえリスクの低い飲み方であってもアルコール摂取は脳への悪影響という意味で従来の想定以上の役割を果たしていることが証明されたと分析。その度合いは喫煙など他の多くのリスク要因を上回ると述べた。

量にかかわらず飲酒は脳に悪影響 英研究 CNN より引用

英オックスフォード大学の研究者らが英国内の2万5000人からアルコールの摂取量を申告してもらい、各自の脳の断層写真との関連を調べたものだそうです。

それによると、「どれだけ少量でもアルコールを摂取すればその分脳の健康は悪化」することが分かったというのです。

ひー怖い怖い。

やっぱり酒(アルコール)は飲まないのが一番ですね。

そんなわけで、今日も断酒していきましょう!

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