お酒のCMを見ると苦々しい気持ちになる

テレビも最近は随分見なくなりましたが、たまに見ると、お酒のCMの多さに驚きます。

断酒を始めてしばらくは、お酒のCMを見ると、飲みたくなるわけじゃないけど微妙な動揺がありました。

392日経った今はまったく。

ただ、

出演しているタレントさんや俳優さんたちは、お酒がれっきとした薬物だということを知っているのかな、そんなことどうでもよくて仕事だからやっているのかな。

とか、

れっきとした危険ドラッグをきれいな女優さんが嬉しそうに飲んでいる。なんだかグロテスクだな。

などと、苦々しい気持ちにはなります。

あるお酒のCMなんかは、

自宅の冷蔵庫の前で「身体のために今日は飲まないと誓ったばっかりなのに、やっぱり飲みたい!」と葛藤する中年男性の前に、

「その葛藤にはこれ!」(糖質オフのビール、ドーーンッ)

と、突然缶ビールを片手に持った見知らぬ女性(白ワンピース着用)が現れます。(きの子注:内容はざっくりと適当です。)

・・・怖いです。もはやホラーです。

この中年男性って普通にアルコール依存症ですよね。
※みなさんご存知のように、今日は飲まないと決めたのに飲んでしまうのは立派なアル依です。

葛藤にはこれ!じゃないでしょうよ。止めてあげないと。

ある低アルコールのお酒のCMは、わたし世代にとっては懐かしい「今夜はブギー・バック」がかっこよくアレンジされて流れ、映像も可愛く、魅力的な世界観に惹きつけられます。

でも飲んでいるのは、酒。可愛い女の子が飲んでいるのは、れっきとした薬物。

・・・苦々しい。すごく魅力的なだけに苦々しい。

大麻は覚醒剤などのハードドラッグへのきっかけになる”ゲートウェイドラッグ”と言われますが、この低アルコール飲料もそんな風に見えてしまいます。

そういえば、このCMの女優さんは「前科者」というドラマで、売人の男に利用されて薬物依存症になる役柄を熱演していたのが印象的です・・・

でもまぁ、お酒のCMもたばこのTV CMみたいに、そのうち無くなっていく運命かもしれないですね。

そのうち消えるものだと思えば、なんとなく優しい気持ちで見ることができそうです。

それでは引き続き断酒していきましょう。

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