昨日の記事「コントロール感が高いと幸福感が高くなる」で、人は日々さまざな選択と決定をしている中で、自分の人生を「コントロールできている」と感じた時に幸福感が高まる、といった話をしました。
それで言ったら、「酒を飲む」という選択もまた自分で決定しているのだから、幸福感が高まりそうなものです。
しかし実際には、不幸になってしまいます。
それはどうしてかというと、
酒を飲むと少量でも脳が麻痺して、コントロールとか意思とか、そんなものは全てどこかに行ってしまうから。
確かに自分の意志で「酒を飲む」という選択をしたはずなのに、自分でコントロールしたはずなのに、飲んだらすぐに酒に乗っ取られ、支配されてしまうから。
これでは幸福感は高くなりっこありません。
それどころか、ほんの一時楽しい気持ちになったとしても、酔いが冷めたら後悔に襲われます。なんとも言えない重い塊が身体に残ります。
飲み過ぎてしまった、また何もできずに寝てしまった、なんであんなことしたんだろう、なんであんなこと言ったんだろう、そもそもあんまり覚えていない・・・などなど
それなのに、少し経つとまた吸い寄せられるように酒に手が伸びてしまう。
酒に脳のブレーキにあたる部分を壊されてしまったから。
いやぁ、やっぱり恐ろしい薬物です、酒(アルコール)って。
「酒は飲まない」という選択を続けて今日で443日。
ブレーキの効きはだいぶ悪くなっていましたが、少し慎重にドライブすれば、ぜんぜんいけることがわかりました。大丈夫です。
※ブレーキが完全に壊れてしまった方は専門機関にドライブ方法を教えてもらうことをおすすめします
今、車窓には、心地よい風景が広がっています。
これからも酒のない道を進んでいく所存です。
それでは、今日も断酒していきましょう!
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