わたしが断酒を決意した経緯

成人してから徐々に酒量が増え、最後の10年は特別な理由がない限りは、ほぼ毎日飲酒（妊娠出産前後の数年間除く）していました。

家系的にも酒に強く、陽気になるので飲み会で友達ができたりするタイプ。
あの頃は確かに楽しかったんですけどね。
人とのコミュニケーションにお酒は欠かせないものだと思い込んでいました。

でもいつ頃からでしょうか。
飲むとすぐに眠くなり、そして翌日の体調は最悪。
眠くなるから全てがどうでもよくなって、人と飲んでも全然楽しくない。
会話もよく覚えていない。
そんな日が増えてきたんです。

年齢を重ねるごとに明らかにお酒に弱くなっているのに、酒量は減るどころか増える一方。
このままでは良くないぞと思いながらも、なんとなく飲み続ける毎日でした。

そんな中のコロナ禍。
自粛期間の宅飲みで、飲酒量はますます増えていきました。

朝、重い身体をなんとか起こして、「今日こそは飲まない！」と決意するも、夕方になると、まるで吸い寄せられるようにお酒に手が伸びる。そしてまた何もすることができずに寝落ち（以下略）
・・・そんな無限ループに陥ったのです。

そして気が付けば、コロナ前から体重がプラス７キロ。
太ったなとは思っていたけど、体重計に表示された数字を見て、声が出たのはあれが初めて。

2020年の冬、そんな生活にほとほと嫌気がさし、断酒を決意。
数か月は紆余曲折ありましたが、2021年のはじめに断酒をスタートさせて、現在継続中です。