【TEDxスピーチ】「私はアルコールに騙された」

世界のさまざまな人がプレゼンテーションを行う「TEDx」。

「私はアルコールに騙された」

というスピーチをみつけたのでシェアします。

アメリカ人のポール・チャーチルさんはスペインに移住し、バーを経営していました。

しかし次第にアルコールに依存するようになります。

アルコールは自分が思っていたような穏やかな飲み物ではないことに気づきながらも、3年間ほどバーを経営けるうちに、

最終的には週に6~7日ブラックアウトを起こすようになり、バーから足を洗うことに。

ポールさんは言います。

「幼稚園から大学まで、学校では違法ドラッグに関する警告を数え切れないほど聞いたが、アルコールに関する言及は皆無だった。」

「アルコールは毎年、他のあらゆる薬物の合計よりも多くの人を殺しています。」

アルコール関連死は全世界で約300万人/年と言われています。

その数は、全交通事故死者数よりも多いそうです。

きの子

身近にそんな危険な薬物があるというのに、確かに日本の学校でも、そんなこと教えてくれなかったですよね。

むしろテレビやCMなどで、酒の良いイメージだけを見せられて育った、洗脳されてきた気がします。

ポールさんはそんな事実も知って、断酒を決意。

何度も失敗しましたがチャレンジし続け、2015年2月、断酒継続のツールとしてポッドキャスト(※)にチャンネルを開設し、断酒に関する情報発信を開始します。

この日(講演時)ポールさんが最後にアルコールを飲んでから2年半以上が経って、ポッドキャストは100万ダウンロードに近づいています。

※ポッドキャスト・・・インターネットを通じて配信された音声や動画を、iPodやiPhoneなどのモバイルデバイスに保存して視聴できるサービス 

「もしあなたがアルコールと闘っているのなら、あるいはそのような人を知っているのなら、秘密主義にならず、手遅れになる前に手を差し伸べることをお勧めします。」

アルコール問題を抱えていることを秘密にせず、人に話すことが大事だとポールさんは主張します。

今ではポッドキャストだけにとどまらず、何千人もの学生を対象にアルコールへの認識について講演を行っているんだそうです。

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同じ断酒者として、勇気づけられるような素敵なスピーチでした。

確かに私自身の飲酒時代を思い返してみると、本当は酒との距離に悩みながらも、ただ楽しく飲んでいる人だと思われたくて、友達にはもちろん家族にも話せず、どうにか自分の中だけで解決しようと足掻いてた時がいちばん辛かったかも。

でも自分は酒の問題を抱えている、そう素直に認めて、人にも話せた時、やっと断酒のスタートラインに立てた気がします。

そしてこのブログも始めて、何人もの方が訪問してくださり、おかげさまで断酒がより強固になっていることを感じています。

きの子

ありがとうございます!

それでは、今日も断酒していきましょう!

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