断酒や禁酒ができないことの理由に、「他に何をしていいかわからないから。」という人がいます。
酒(アルコール)は依存性のある薬物なので、「酒を飲んでいる時がいちばん楽しい」「酒がなければ楽しくない」と脳が書き換えれてしまったのでしょう。
昨日配信された琉球新報の記事でも、そのようなことが書かれていました。
アルコールは医学的には依存性物質に分類され、多量飲酒を続けることで、ドーパミンなどの脳内物質の異常を来たすと言われています。そうなると、私たちはお酒を飲むことが「ほかのどんな行動よりも楽しい」と脳が覚えてしまいます。
そして、とても残念なことに、そうなってしまうと、昔は楽しかった趣味、家族や友人との会話、さまざまなワクワクする体験などが、以前のように楽しく感じなくなり、お酒を飲むことを優先してしまう可能性があるということです。
お酒の脳への影響 認知症のリスクも(琉球新報)より引用
私も飲酒時代は、「この一杯のために生きている!」ぐらいの勢いで仕事終わりに飲んでいましたね。
本当に一日の楽しみでした。
本来だったら、そのような楽しみがあれば、人生は豊かになるはずなんです。
でも酒(アルコール)だけは違います。
摂取すればするほどに身体と心を蝕まれ、全てが狂ってしまうから。
もしこのブログを見ている方にも、
という方がいたら、酒にはまる前に好きだったことや趣味を思い出してみてください。
とくに何も思い浮かばなかったら、ネットで「趣味 一覧」「趣味 ランキング」と検索してみてください。
ちょっとでもピンとくるものがあったら、これまで酒を飲むことに使っていた時間とお金を、強制的に機械的に、その趣味に注いでみては。
はまるかはまらないかは別として、しばらくすれば、「酒が一番楽しいって勘違いだったかも・・・」とだんだん目が覚めてくるでしょう。
そして人生がもっともっと楽しくなるはずです。
それでは、今日も断酒していきましょう!
酒はやめたいけど、やめたら他に何していいのかわからないよ。
だからやめられない。プシュッ!