今日の朝ドラを見ていたら、ちょっとしたアルハラシーンが登場して気になりました。
ある中年女性が、まだ未成年の主人公を居酒屋に同行させ、酔っ払ってくだを巻いて絡み、時間的に拘束。その上、「早く酒が飲める年齢になって飲みに付き合え」といった主旨の発言を放っていました。
朝ドラって(毎回見ているわけでないのですが)、こういった酒癖の悪い人がちょいちょい出ててきますよね。時代設定に「昭和」が多いからでしょうか?
やっぱり昭和の遺物臭がするんですよね、飲酒という行為は。
特にこんな風に酔って人に絡むなんて、電車内での喫煙とか、サービス残業の横行とか、それと同じ系統の悪い意味での昭和の遺物ですよ。
若者の酒離れと言われて久しいですが、本当に今の若者って飲む人少ないですよね。
わたしの周りにも、飲まない20代がたくさんいます。
今の若者って合理的な人が多くて、総合的に見て無駄になるような事はしないです。
断酒してみて、あの酒を飲んでいた日々ってどこからどう見ても無駄だったなと、哀しいけど思いますもん。
(こういう事を言うと、「人生には、若者には、無駄な時間こそが大事なんだ!」などと言ってくる人が必ず現れるんですけど、今そういう話をしているのではないのであしからず。)
それから何と言っても、飲酒をダサい、恥ずかしいと思う若者も多いみたいで。
大多数が飲酒行為を「哀れで恥ずかしいこと」と認識し、10人に4人は飲酒者を否定的に見ているという。さらに、4人に1人は、アルコールにお金を使うならその分、別のことに投資をすると考え、約5人に1人の若者は週末の音楽フェスティバルに飲酒ゼロで臨むという。
onlineジャーニー 記事より引用
3年前の、しかもイギリスでの調査結果を元にした記事ですが、日本も似たようなものではないでしょうか。
それにしても飲酒行為を
”哀れで恥ずかしいこと”
って冷静に言われちゃうと、ちょっと吹きそうになるくらい刺さりますね。
断酒したわたしでも過去の愚行がフラッシュバックして、グサリと来ました。
“アルコールにお金を使うならその分、別のことに投資をすると考え”
って、もうぐうの音も出ないです。全面降伏です。
別になんでもかんでも若者に迎合しようと言うつもりはありません。
しかし少なくともこれだけは、若者の言っていることが正しいと今は思います。
昭和の遺物を色濃く引きずっていた平成を過ぎ、令和になって早4年。
もういい加減いらないでしょう、飲酒行為は。
そんなわけで、今日も断酒して行きましょう!
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