今日はひな祭りですね。
断酒前は「今日はひな祭りだ、飲むぞお~」といった感じでした。
理由なんてなんでもいいんですけどね。とにかく毎日飲んでいたので。
1月は正月で酒が飲めるぞ 酒が飲める飲めるぞ酒が飲めるぞ
日本全国酒飲み音頭 wikipediaより引用
という歌がありますが、まさにこの歌詞の通りです。
ところでこの歌って誰が唄っていたのか、出所などもよく知らなかったので、wikipediaを見てみました。
この曲の原型は、鈴木が知り合いの経営するスナックに居た時に耳にした、ディズニー映画『シンデレラ』の劇中歌『Bibbidi-Bobbidi-Boo』の替え歌である。歌っていたのは日本に来ていた留学生で、「1月は正月で…」の歌詞も既に存在していた。日本の行事を覚えるために留学生の間で代々伝承されていた歌であった。
日本全国酒飲み音頭 wikipediaより引用
元々は留学生が日本の行事を覚えるためにできた歌で代々伝承されていたものだったとは!
その替え歌に日本人の作詞家の方が追加修正して書き上げたようです。
歌詞を改めて読んでみました。
1月から陽気な調子が続きますが、11月になると急に闇を感じます。
11月は何でもないけど酒が飲めるぞ 酒が飲める飲めるぞ酒が飲めるぞ
日本全国酒飲み音頭 歌詞より引用
って、11月も勤労感謝の日や七五三といったなかなかの行事があるというのに。
とにかく何はなくても結局は飲むという状態、つまりアルコール依存症だということを暗に仄めかしているのでしょうか。
そして12月。
12月はドサクサで酒が飲めるぞ 酒が飲める飲めるぞ酒が飲めるぞ
日本全国酒飲み音頭 歌詞より引用
ってこれは・・・。
ドサクサに紛れて、つまり隠れてコソコソ飲むということは、アルコール依存症が相当進んだ状態だと推察されます。
今回初めて知ったのですが、この歌には2番があります。
12月のパートが終わった後に
「そんじゃ続いて日本全国飲み歩いて行こう!」
日本全国酒飲み音頭 歌詞より引用
とのセリフが入り、全国各地の特産物と絡めて酒が飲めるぞ~とそれぞれの方言で歌います。
・・・いやいや、まずは病院行きましょうよ。
始めは行事の時だけ飲む機会飲酒者だった人間がいつの間にかアルコール依存症になり、それが進行しているのにも関わらず、まるで全てから逃げるように旅に出てさらに飲み歩く・・・
その行きつく先は一体・・・?(※わたしの妄想です)
・・・怖い、怖すぎます。
まさかこの陽気な歌にこんなにダークな面があったとは。(※わたしの妄想です)
曲調が陽気なだけに余計怖さを感じます。
断酒してから物の見え方がガラッと変わってしまったところがあるのですが、この歌に関してもそうでした。
この歌が示しているように(※わたしの妄想です)、
酒を飲んでいる限り、いつまでも陽気でいることは不可能です。(※これは真実です)
耐性ができて酒量が増えて、どこかで断ち切らない限り、必ず破滅の時が訪れます。
(※もちろんしっかりコントールができるごく一部の方は除き)
うん、やっぱりやめて良かった。
行事に惑わされず、断酒して行きましょう!
日本全国酒飲み音頭 作詞・作曲 岡本圭司、ベートーベン鈴木
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