いつも道で見かける中年男性が気になっています。

子どもの習い事の送迎で、同じ曜日の同じ時間、同じ道を通ります。

その時に必ず見かける、駅から自宅へ帰る途中らしきサラリーマン風の中年男性が気になっています。

いえ、ロマンティックな話ではありません。

いつもストロング系アルコール飲料500ml缶を片手に飲みながら歩いているので、気になるのです。

ご本人は、仕事が終わり家までの帰り道、ほっとひと息しながらストロング缶を飲んでいるのでしょう。しかし私から見ると、どうしても闇を感じてしまいます。

このブログで何度もご紹介している「そろそろ、お酒やめようかなと思ったときに読む本」の中に出てくる、アルコール依存症になってしまったとある男性の姿と重なってしまって・・・。


日本の「アルコール依存症者」の数は、厚労省によると約100万人です。

「アルコール依存症疑い」約300万人と「問題飲酒者」約600万人を合わせた「依存症予備軍」が推計900万人とされています。

これに「生活習慣病のリスクを高める飲酒者」約1000万人を含めたなんと約1900万人もの人が「ハイリスク飲酒者(=グレーゾーン)」となります。

グレーゾーンにいる人の中には、「自分は普通に仕事はできているから大丈夫」だと思い、何も対策をせず、手遅れの段階まで移行してしまう人が少なくないそうです。

当本では、このグレーゾーンから危険な領域に足を踏み入れつつある”普通の会社員A氏”の日常を通して、その過程を具体的に紹介していました。

その普通の会社員A氏がまさに、仕事帰りに駅で酒を買って飲む、という行動をしているのです。

リアルで怖かったです、ここの描写。


私自身もしっかりグレーゾーンの中にいましたが、専門機関が必要になる少し手前で、自ら断酒という道を選び今に至ります。

今は酒害の現実を知り、酒というものがすっかり嫌になりました。

それでも、それなのに、スリップへの恐怖はまだまだなくならない。

本当にお酒は怖いです。


あのいつも道で見かける中年男性。

どこかで気がついて対策をとってくれたらと願わずにはいられません。

完全に余計なお世話ですが・・・。

それでは、今日も断酒していきましょう!

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