断酒を始めてこの1年、ノンアルコール飲料を飲むか、飲まざるべきか、わたしは迷っていました。
でも昨日見つけたこの記事を読んで、「あ、飲むのやめよう。」と思いました。
サントリー、ノンアルは「0.00%のお酒」。お酒を飲む人も飲まない人も一緒に楽しめる文化を創造
そして、「0.00%でお酒を飲む人も飲まない人も一緒に楽しめる文化を創造する」ために、「ノンアルコールは美味しくない」というイメージの払拭をするべく「圧倒的美味の実現」、好みに合わせて選べるように「ラインアップの拡充」、“0.00%のお酒”だから実現できる「魅力を提案」していくという。
Yahoo!ニュース 記事より引用
お酒のメーカーが、「ノンアルは”0.00%のお酒”」と言っていました。
わたしは断酒した身。そういうことならノンアル飲料も辞めようと思います。
Contents
みなさんはどちら?
わたしの少ない断酒仲間を見渡すと、断酒後はノンアルコール飲料も一切飲まない人と、積極的に取り入れて飲む人に、きれいに分かれているように見えます。
飲まない人は、
「ノンアルコール飲料を飲んでいては、本質的に酒をやめたことにはならない」
といった理由や、
「ノンアルコール飲料を飲むと、アルコールを飲んだ時と同じ脳の回路を刺激して、逆に飲酒欲求が高まるのではないか」
といった理由があるようです。
積極的に飲む人は、
「とにかくどんなものを利用しても飲酒欲求を抑えたい」
といった理由や
「アルコールが入っていないのだから別にかまわないだろう」
といった理由があるようです。
わたしは積極的には飲みませんでした
そもそもわたしはノンアルコール飲料の、いかにも人工的なケミカルな味が苦手で、積極的には飲んできませんでした。
断酒後たまに、味のついたシュワシュワしたものが飲みたいなと思った時、コーラでもない、サイダーでもない、じゃあノンアル飲料でも飲んでみようか・・・と手に取って飲んでみるものの、最後まで飲み切れずに処分することが多かったです。
それとやっぱり、断酒したと言っておきながらノンアル飲料を飲んでいるのって、なんというか未練がましいというか、潔良くないというか。(わたしが自分自身に対してそう思うだけですよ。)
ヴィーガンと言っておきながら疑似肉(ソイミートなど)を食べている人を見た時のようなモヤモヤ感というか。「結局お肉が食べたいのかい!」と感じてしまうのに似ているというか。
そんなマイナスなイメージも相まって、脳的に美味しく感じないのかもしれません。
専門家の見解
断酒をしようと思った人の多くが読んでいると思われる名著、「そろそろ、お酒やめようかな」と思ったときに読む本では、我々のような(断酒を決意するような)アルコール依存症まで進んだ人間には、ノンアルコール飲料は良くないとされています。やはりこれがトリガーになってスリップ(再飲酒)してしまう人が多いそうです。
でもいろいろな断酒者のブログなどを読んでみると、結構なアルコール依存症だった人も、ノンアル飲料を上手く利用して断酒を継続している方もいるようですし、どうなんでしょうね。
わたしは今後はノンアルコール飲料は基本的に飲まないことにしましたが、それができるのは、わたしがもともとノンアル飲料の味が好きではなく、飲まなくても断酒継続に支障がないからです。
みなさんはどうしますか?
とにかく自分にあった方法を見つけて、断酒していきましょう!
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